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荒鷲関、部屋と家庭を支える責任感で躍進

      2018/01/17

大相撲の荒鷲は2002年の初土俵以来、怪我に苦しみながらもコツコツ番付をあげ、ようやく幕内に定着した決して諦めなかった心の強い力士である。今回は荒鷲関について調べてみた。

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経歴

モンゴル出身の荒鷲関は2002年に出場した世界ジュニア相撲選手権において、モンゴルの大先輩力士であった旭鷲山さんに見いだされて来日した。荒磯部屋に入門した荒鷲関は脱臼癖に苦しみ、なかなか番付をあげる事は出来なかった。しかし、同じく脱臼癖のあった大横綱千代の富士の相撲を参考に脱臼癖を克服し、幕下上位に定着した。

親方定年に伴い、花籠部屋に移籍し、新十両となるかが、幕下との行き来を繰り返す。花籠部屋から峰崎部屋に移籍すると、少しずつ力をつけ、2014年5月場所にて新入幕を果たした。

途中、十両に転落する事もあったが関取の地位は守り続け、増量や右四つの形をつくりコツコツと力を付けて幕内定着を果たしている。最近はスピードを活かし横綱を破る等の活躍も見せている。

得意技

荒鷲関の武器は右四つの形からの寄り上手投げである。右四つの形をしっかり作ってからは成績も上向いている。また、豪快で綺麗な投げ技は相撲ファンにも注目されている。

荒鷲関のスピードは同じくスピードを武器にする横綱・白鵬関や元横綱・日馬富士さんにも匹敵する速さがあると私は考えている。立ち合いでスピードを活かして先手を取れればこの先更に上に行くような気がする。

弱点の克服

荒鷲関は軽量であった事から軽さがみられ、簡単に負けてしまう事もあった。しかし、夜食にカーシャという東欧のお粥に似たものを摂り、増量に励んだ。結果、130㎏まで体重が増え、相撲に重みがついた。

脱臼癖や軽量といった自身の弱点を工夫によって乗り切る事で荒鷲関は今の地位を築いた。困難に立ち向かい、乗り越える精神的な強さが30歳を越えた荒鷲関を更に強くしていくだろう。

琴欧洲関の存在

荒鷲関は元琴欧洲の鳴門親方と同期入門である。スピード出世していった琴欧洲関を追いかけ、幕内で対戦する事を大きなモチベーションに荒鷲関は努力を続けた。

上位の激しい相撲で傷つき、引退してしまった琴欧洲関との対戦は叶わなかったが、琴欧洲関が荒鷲関にとって大きな存在であった事は間違いない。琴欧洲関は鳴門親方として弟子を育て、その弟子と荒鷲関の対戦があれば…なんていうロマンを想像してしまう。

心の拠り所

荒鷲関は白鵬関を破った2017年初場所後に結婚を発表、2年間の遠距離恋愛を成就させた。同郷の元CAである奥さんとの間には5人は子供が欲しいと話す荒鷲関。その為にも今後益々の活躍が必要である。

また、峰崎部屋唯一の関取として若手を引っ張っていく役割もある。峰崎親方(元三杉磯)も「部屋を譲っても…」という発言があるくらい荒鷲関には期待している。もちろん荒鷲関のモチベーション維持のためであり、部屋を継ぐようになるまでまだまだ活躍する必要がある。

相撲部屋を渡り歩いた荒鷲関にとって、このような温かく、大切にしてくれる部屋の存在も大きな力になっている。

最後に

荒鷲関は30歳を越え、更に相撲に磨きがかかっているように思える。今後の活躍が非常に楽しみな力士である。これからも注目して見ていきたい。

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