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北照 上林弘樹監督 試練を乗り越えた一体感

   

北照高校野球部に試練が襲いかかったのは2016年の夏の事である。その試練を乗り越え、北照を復活に導いたのは上林弘樹監督である。どん底を経験した北照野球部を上林監督はいかにしてたて直したのか、その努力に迫ってみた。

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活動停止処分

2016年の夏、不祥事が相次いだ北照高校野球部に降された処分は無期限の活動停止であった。秋季大会に出場出来ないので、当然、春の甲子園の可能性は消えた。その上、学校のグラウンドも使えない状況である。非常に苦しい状況だった事は理解できる。

長年、北照を率いて強豪に育て上げた河上敬也氏(現相生学院完)が辞任。その後を継いだ竹内昭文氏も辞任し、上林監督が就任したのは2017年の冬の事だった。活動停止処分明けの野球部を再生するために上林監督の戦いが始まった。

一から出直し

活動停止処分が明け、上林監督がまず行ったのは、部室やグラウンドの整備であった。荒れ果てた部室を掃除し、ペンキを塗った。グラウンドの落ち葉掃除なども部員全員で行う事により、全員での出直しを誓った。

上林監督はテーマに<一体感>を掲げ、上下関係の改善にも取り組み、練習の準備から片付けに至るまで、常に全員で取り組むように努めた。その事が部員の一体感を生んだ事は言うまでもない。正に野球部が一体となり出直しとなったのである。

凡事徹底

凡事徹底を部訓に掲げる強豪チームは少なくない。何故ならそれが甲子園へ繋がる近道であると名将と呼ばれる人達は知っているからである。グラウンド内外での振る舞いが勝負を左右する。応援したいとおもえるチームを作る事が大切なのである。

上林監督も、選手にこれを指導した。そして活動停止処分を受けた選手達も、野球ができる事が当たり前ではないと考えるようになり、グラウンド内外での凡事徹底がチームの一体感を更に強めた

春の遠征

春の遠征は沖縄に行っていた北照だったが、2018年の春はフェリーで回る15泊16日のハードな遠征に変更された。雪の無い所で練習する時間を増やすというのが上林監督の狙いであったが、沖縄よりもかなり安く済むらしい。

河上監督の時代は全国制覇をする為には何が必要かと智弁和歌山の胸を借りに和歌山県まで来ていた事のある北照であるが、上林監督も独自の強化法を練っていると感じる。ただ和歌山県在住の私としては和歌山県にもまた来てもらいたい気持ちが強い。

試練

試練が人を強くすると言うが、北照はスタッフや選手が一体となって乗り越えてきただけに、チームとしても一回り二回り成長してきた印象である。更に野球部の応援をするために女子生徒も奮起していて学校が一体となっている。

たしかに北照野球部は失敗したのかもしれない。しかし後にその失敗を力に変えて成功すれば、失敗は経験へと変わるのである。この大きな経験を活かして頑張ってもらいたい。

最後に

非常に苦しいスタートだった上林監督。しかし、そんな環境でもスタッフや選手と共に乗り越えてきた。本当に凄い事だと思う。北照は春の甲子園では勝っているが、夏の甲子園での勝利が無い。上林監督の甲子園初勝利は夏の甲子園で達成されるのか?注目して見ていきたい。

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