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井上尚弥、結婚して得た強さ・弟、拓真と兄弟王者へ

   

ボクシング世界2階級王者の井上尚弥選手。WBO世界スーパーフライ級王者を獲得した試合で負傷し、1年間の休養を余儀なくされた。WBO世界スーパーフライ級の初防衛戦を前に結婚した井上尚弥選手には、もう一人心強い家族がいる。弟の井上拓真選手である。井上拓真選手もプロボクサーで現在東洋太平洋ライトフライ級王者である。兄弟王者を目指して戦う井上兄弟に迫ってみた。

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井上尚弥選手

アマチュア時代に高校生初の7冠を達成するなど、鳴り物入りでプロデビューを果たした井上尚弥選手。そのプロキャリアも華々しいものだった。

デビュー戦でいきなりOPBF東洋太平洋ランカーと対戦。その試合でKO勝ちして日本ランク、東洋太平洋ランク入りを果たす。その後の2戦もKO勝ちして向かえた4戦目で日本ライト級王者(当時)で後にWBA世界ライトフライ級王者になる田口良一選手に挑戦する。田口選手の左フックに苦戦するも判定勝ちを収め、辰吉丈一郎選手に並ぶデビュー4戦目での日本タイトルを獲得した。

続く5戦目でOPBF東洋太平洋王者を獲得、6戦目でWBC世界ライトフライ級王者に挑戦する。アドリアン・エルナンデス選手(メキシコ)を6ラウンドでマットに沈め、当時日本最速で世界王者に輝く。

1度の防衛の後、すぐにスーパーフライ級に転向を発表。プロ8戦目で2階級制覇を目指しWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス選手(アルゼンチン)に挑戦。序盤からの猛攻で2ラウンドKO勝ちを収め2階級制覇を果たす。

結婚

デビュー後、華々しい成績を残してきた井上尚弥選手だったが、初めてその歩みを止めることになる。2階級制覇を果たしたナルバエス戦で右拳を負傷し、1年間の休養を余儀なくされた。

しかし、井上尚弥選手は下を向くことなく、拳を使わない練習を続ける。そして復帰戦を兼ねた防衛戦の前に井上尚弥選手は高校時代から交際していた女性と結婚する。

「より負けられない気持ちも増している。結婚して責任感を持っているからこそ強くなれると思うので、今後の試合で見せていきたい」

井上尚弥選手はその言葉通り、2度目の防衛戦でKO勝ちを果たす。結婚することで生まれた責任感が井上尚弥選手をさらに強くさせた

井上拓真選手

井上尚弥選手がライバルという弟の井上拓真選手。偉大な兄の陰に隠れている印象は否めないが、井上拓真選手も順調にキャリアを重ねている。兄のデビュー6戦での世界王者獲得の記録を更新した田中恒成選手(デビュー5戦目で世界王者獲得)とはアマチュア時代からのライバルである。

兄同様、デビュー戦から日本ランカー、2戦目で世界ランカーに挑み、勝利を掴む。そして5戦目にしてOPBF東洋太平洋王者になるところまでは兄と一緒である。しかし井上拓真選手本人は兄に追いついたとは思っていない。兄がKO勝ちだったが、自分は判定勝ちだったためである。

「ハードルは高いですね、比較されると思うので。自分のハードルも上がっていきますね。」

と語る井上拓真選手。兄の存在はプレッシャーになっていないと言えば嘘になるであろうが、すぐ傍に2階級王者がいるということは井上拓真選手にとってはプラスである。兄と比べられるのは宿命であり、避けては通れない。勝ち続けることによって井上尚弥の弟ではなく、井上拓真の名前をボクシングファンの心に刻むことができる。

お互いを認め合う最強の兄弟王者が誕生する時はすぐ近くまできている。

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