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出雲高校野球部、粘りの野球で甲子園初出場

   

島根県の出雲高校野球部は公立校でありながら、開星や立正大淞南等の私学の強豪としのぎを削っている。2016夏の島根予選では決勝で立正大淞南を破り、悲願の甲子園出場を果たした。出雲高校はどのようにして力をつけてきたのか、これまでの出雲の道のりや練習について調べてみた。

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出雲高校とは

出雲高校は文武両道を目指している進学校であり、9割を超える生徒が部活動に参加しながらも、毎年約7割の生徒が現役の公立大学に合格している。

文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイスクールに指定されている。この二つを同時に指定されている学校は全国で24校のみという。

野球部の活躍

部員全員が自宅からの通学で、練習時間は2~3時間と限られている。テスト前1週間は練習ができないという。グラウンドもサッカー部、ラグビー部、テニス部との共用である。このような環境でも工夫した練習により連携、結束力を高めている。

近年では2004春、2010春に県大会で優勝し、過去には選抜補欠校、21世紀枠候補校に選ばれることもあったが甲子園出場はならなかった。

2016夏の島根予選にて準々決勝で益田東、準決勝で大社を接戦の末に降して決勝に進出すると、決勝では練習試合では負け越していた強豪・立正大淞南を降して悲願の甲子園初出場を果たした。

強い組織力と団結力

攻撃は打者走者が連携した練習が多く、1ヒットでも確実にチャンスに結びつける粘り強い攻撃が特徴的である。犠打と盗塁を絡めた組織的な攻撃で少ないチャンスを確実にものにする。ホームランバッターなどの個の力に頼らずみんなで1点を奪いに行く。

守備も大量失点を防ぎ、最少失点で乗り切る粘り強い守備をする。したがって、一点を争う接戦には強いイメージがある。限られた時間とスペースでの練習は部員全員の高い意識と協力が無ければ成り立たない。そういう環境もポジティブにとらえて団結力を高めている

出雲大社

出雲高校は出雲大社まで10数キロのところにあり、毎年の初練習の際にランニングで参拝に向かうのが通例であった。昨年からは12月の練習納めの際に1年のお礼に参拝するように変えたという。

この効果があったのかどうかは分からないが、21世紀枠を逃しながらも努力し続けた選手たちに神様が味方したのかもしれない。

まとめ

出雲高校は島根県勢の公立校としては久しぶりの出場である。野球部は「挑戦」の合言葉で甲子園を勝ち取った。有力選手が集まる私学の野球に負けないようにと工夫を凝らした練習、試合運びが功を奏した。

公立も私立も関係なく同じ高校生が甲子園を目指して日々努力しているのには違いない。しかしながら、県下屈指の進学校でありながら甲子園を勝ち取った出雲高校野球部は素直にすごいと思う。

甲子園での活躍に期待が集まるが、出雲らしい粘り強い野球ができれば甲子園で校歌を響かせることができると思う。島根県勢の最高成績はベスト4である。それを目指して頑張って欲しい。一つの勝利がチームを成長させる甲子園では不可能なことは何一つない。

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