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嘉手納高校野球部、大蔵宗元監督の挑戦

   

沖縄県の嘉手納高校野球野球部。パワフルなバッティングが特徴的な嘉手納を率いるのは大蔵宗元監督である。嘉手納町といえば米軍基地でも有名で、騒音で練習が中断する事もあるという。そんな環境下で嘉手納を県の強豪に育てた大蔵監督について調べてみた。

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経歴

知念高校卒業後、沖縄大学に進学、野球部として活躍。その後、社会人軟式野球の総合葬祭那覇にて主にピッチャーとして活躍する。26歳のときに高校野球の指導者を目指して教員免許を取得。

2005年までは沖縄水産高校故・栽弘義監督の元で指導者としての心得を学ぶ2006年南風原高校の監督へと就任、2013年から嘉手納高校で監督を務める。

2014秋、1年生大会で沖縄県を制した。その学年で挑んだ2015秋季大会で敗れてから自分達の野球を見つめ直し、2016夏、嘉手納高校としても監督としても初の甲子園の切符を手にした。

フルスイング

『打者は常にフルスイング』が嘉手納の方針である。フルスイングできない者は試合に出場できないし、ベンチにすら入れない事もある。これは選手達が決めた事であり、嘉手納の打撃力に憧れて入学してくる選手もいる。

2016夏の予選の興南戦、1点リードされた九回表。後のない嘉手納はエラーで先頭打者を出すと、4番打者に強打のサイン。フルスイングで振り抜いた打球は外野の頭を越えて同点。更に逆転して王者興南を降すと、一気に頂点まで駆け上がった。

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選手達が決める

大蔵監督も自身の野球観は持っている。しかし、選手にそれを押しつけたりはしない。選手達が攻める野球をすると決めればそういった練習をする。選手達が決めた事だから、練習にも身が入るという事である。

選手達は攻める野球をすると決めた。打撃、走塁練習が増え、ウエイトトレーニング、食事に至るまで指導した。そんな努力が身を結んだ。

心を育む指導

大蔵監督は心を育む指導を一番大切にする。グラウンド内外の清掃活動や、道具や仲間を大切にする選手を育てる。選手達にもそれは十分に伝わっており、清掃活動を野球部が中心となってやると決め、積極的に行っている。

自分の身の回りの事がしっかりと出来ていないと、それはグラウンドでも出てしまう。野球部員が自分達でチェックし合って、生活から見直す事により嘉手納は強くなってきたのだと思う。自分達で決めた事をやる、それがフルスイングの徹底にも繋がる。

地元の子供達の結束力

嘉手納高校の選手たちは嘉手納、読谷の子供たちが中心となってチームをつくりあげている。公立高校であり、地域の野球少年が集まっている。私立高校のように有力選手を集めることはできない。

しかし、公立高校ならではの強みもある。それは小さい頃から知っている選手との結束力である。試合を重ねるごとに、接戦をものにするごとに強くなっていく様は、2007年の佐賀北を彷彿とさせる。

地域の応援も強力な味方になる。それも公立高校の強みである。特に嘉手納のような地域の子供たちが集まる高校は地域からも愛される地域の結束力も大きな力である。

まとめ

2010春の甲子園に出場した嘉手納だが、その時は初戦敗退に終わっている。大蔵監督も就任前の事でもあり、甲子園での悲願の勝利が欲しいところである。おそらく嘉手納町、読谷村からは沢山の人達が甲子園に駆けつけるだろう。地域のみんなの強力な応援をうけ、甲子園でもフルスイングで暴れ回る事を期待している。

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