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角館高校野球部、湯澤淳監督の努力と挑戦

   

秋田県の高校野球で、近年力をつけてきているのは角館高校野球部である。現在、秋田県は秋田商能代松陽(旧能代商)を代表に公立校が強い。その中でも近年、角館は県内でも常に良い成績を残している。率いるのは角館OBの湯澤淳監督である。湯澤監督の経歴と、ここに至るまでの努力、練習について調べてみた。

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経歴

湯澤監督は角館高に入学し野球部では主に外野手として活躍する。卒業後は福島大学に進学、社会科の教諭になる事を目指し勉強しつつ、硬式野球部にも所属。高校野球の指導者も同時に目指していた。1999年から県内の高校に勤務する。2006年から2011年まで、鷹巣高校にて教師及び野球部監督や部長として生徒を指導する。

2011年4月、母校である角館高校に赴任すると野球部の監督に就任。2013夏の秋田予選、快進撃で決勝まで進むも延長15回で秋田商に敗れて甲子園出場はならなかった。2016秋の県大会を制して、東北大会でもベスト8に進出。翌2014夏の秋田予選決勝で能代松陽を破り、悲願の甲子園初出場を果たした。

雪国秋田

角館町は国内有数の豪雪地帯である。4月までグラウンドは使えず、各クラブ共用の室内練習場やビニールハウス内で練習をする。春の沖縄遠征にて沖縄の監督「年中、外で野球ができる沖縄の子は3年間であまり伸びない子もいる」と言っていた。

湯澤監督はその話を聞いて、外で練習出来なくても、それは自分を見つめ直す良い機会だととらえた。置かれた環境において、いかに考え工夫してやるかが大切なのだ。

研修

湯澤監督は社会人野球のチームに三ヶ月派遣される研修にも参加した。JR九州、ホンダ熊本、三菱重工長崎という社会人野球の強豪チームを1ヶ月づつ滞在して学んだ。

そこで、高校生が嫌がるような基礎練習の積み重ねが大切である事を学んだ。自分の目指す野球を言葉でしっかり選手に伝える事を教わった。近年の角館の活躍はそうした湯澤監督の努力が実ったのである。

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名物練習

角館には「トリプル100」という走り込みの名物練習がある。内容は校内100周、30メートルダッシュ100本、階段ダッシュ100本という様々な走り込み練習を100ずつ行うというものだ。

また「球回し」という練習があり、相手を思いやり、そして時にはカバーしあうことを心がけ球回しを行う。このような練習が体力強化、技術強化だけでなく、結束力を強めるのである。角館の強さの秘密はそこにあるように思える。

秋田の高校野球

平成に入り秋田経法大付(現・明桜)や金足農の活躍もあったが、平成10年代に限っては夏の甲子園で全く勝てない時代もあった。しかし、能代松陽・秋田商が甲子園で勝ち星をあげ、秋田の高校野球にも新しい風が吹き出した

角館はまさにそんな新しい秋田の高校野球を担う存在である。部員も各学年充実しており、今後の活躍が大いに期待される。公立校が強いという土壌も非常に魅力的なのが秋田の高校野球だと思う。

まとめ

湯澤監督は甲子園に大きな忘れ物をしている。それは甲子園での勝利である。初出場の時、八頭(鳥取)に敗れた悔しさを忘れてはいない。甲子園での勝利を目指して湯澤監督率いる角館の挑戦は続く。

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