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桐生第一高校野球部 福田治男監督 貫く守備強化

   

群馬県の高校野球の強豪、桐生第一。率いるのは創部以来ずっと福田治男監督である。投手を中心とした守備が光るチームを作り、全国制覇の経験もある。今回は福田監督について書いてみたい。

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経歴

群馬県桐生市出身の福田監督は埼玉県の名門上尾高校野球部に入部した。1979夏の甲子園に出場し、牛島和彦投手・香川伸行選手擁する浪商と対戦。延長の死闘の末に敗れた。

東洋大学を経て1985年に桐生第一野球部創部に伴い、監督に就任した。最初は打撃のチームを作っていたが、投手を中心とした守りの野球で力をつけ、1999夏の甲子園では全国制覇を成し遂げた。近年は健大高崎前橋育英など、特徴のある近代野球が台頭してくる中、守りの野球を貫き、2014春、2016春の甲子園に出場している。

守りの野球

福田監督が守備を重視する理由は守備は誰でも練習すれば上手くなるからだという。打撃はどちらかと言うとセンスを必要とする。守備は基本を押さえて練習すれば必ず上手くなるというのが福田監督の考えである。

群馬県の伝統として、バントを中心にチャンスで一点ずつ堅実に狙うチームが多い。そんな群馬予選を勝ち抜く為には、強固な守備が必要だった。今でも守備重視の野球は全く変わらず、毎年高いレベルの守備を見る事ができる。

身体の正面

守備で言う所の身体の正面とはグラブをしている方の肩の前辺りを指す。肩は身体の真正面に付いていないので身体の真正面だとズレが生じ、窮屈になる。

テレビで桑田真澄さんが同じ事を言っていたのを思い出した。「身体の正面、身体の真上から投げる」は間違いであると言う事が衝撃だった。しかしながら、その理論は納得できるものである。

低い球を投げる

福田監督がキャッチボールから意識しているのは、低い球を投げるという事だ。狙うのはベルトのバックルだと言う。これは万が一送球ミスがあっても低い球だと抑える事ができる可能性が高いからである。

ジャンプしても届かないような高い球だと、抑える事は不可能である。しかし、低い球だと身体を張れば止める事が可能な事もある。桐生第一はキャッチボールから高い意識を持って取り組んでいる。

メンタル

福田監督は高校野球はメンタルの比重が大きいと考える。そのメンタルを鍛えるためには、練習で自信をつけるしかない。常に試合を想定し、ミスが許さない状況をつくり、緊張感ある中でのプレーが自信を生み、メンタルを鍛える。

積極的なミス、チャレンジした結果起こってしまったミスは次に繫がるが、消極的なミス、逃げのミスはメンタルの弱さからくるものである。自分の弱さを受け入れ、克服できた者が桐生第一のレギュラーになれる。

最後に

群馬県予選では、健大高崎、前橋育英等の強豪が桐生第一の前に立ち塞がる。非常に厳しい戦いが待っているが、鍛え抜かれたメンタルで素晴らしい試合をして欲しい。甲子園で躍動する桐生第一の姿を期待している

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