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京都橘サッカー部、米澤一成監督のチーム育成法

   

京都橘サッカー部を創部から率いて、全国の強豪に育て上げたのが米澤一成監督である。女子校だった同校が共学化するにあたって創部されたサッカー部を一から育成してきた米澤監督に迫ってみた。

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経歴

京都府出身の米澤監督は日本体育大学に進学し、サッカー部に所属。その時出会ったオランダのアーリ・スカンズ氏の指導に大きな影響を受ける。卒業後、世田谷学園の指導を経て近畿圏に戻ってくる事になる。

近畿大学高等専門学校の指導を経て、2001年に京都橘サッカー部監督に就任する。共学化したばかりで12名の部員から始まり、オランダ式のサッカーを前面に出し、徐々に選手を集めて力をつけていった結果、第87回全国高校サッカー選手権大会に初出場を果たす。(1回戦0-2前橋育英)

第91回選手権では仙頭啓矢選手(京都サンガ)、小屋松知哉選手(京都サンガ)の強力攻撃陣を擁して準優勝を果たす。翌年も小屋松選手、永井建成選手(京都サンガ)を擁してベスト4に進出するなどチームを全国区に引き上げた。

ダッチビジョン

前途した大学時代のアーリ・スカンズ氏の指導に影響を受けた米澤監督はダッチビジョンを掲げて指導を始めた。ダッチビジョンとはオランダ式の指導方で選手自ら考え、模索してプレーするスタイルである。従って、身体も頭も非常に使う事になる。

ダッチビジョンを元に攻撃でも、守備でも主導権を握るサッカーが京都橘のサッカーである。近年では育成年代でダッチビジョンが注目されているのも京都橘の活躍が一役かっているのは間違いない。

部員を大切にする

アーリ・スカンズ氏はトップチームやサブ関係なく全ての部員を大切にした。米澤監督もその考えを継承し、全ての部員を大切に育成している。

京都橘は全国的にも有名になった結果、毎年多くの部員が入部する。そんな部員の経験のためウィザーズFCとうクラブユースチームを立ち上げた

ウィザーズFCでしっかり経験を積んだ選手が京都橘の主力になるというケースも増えてきている。米澤監督の部員全員を大切にする考えが京都橘の強さを支えている。

栄養面のサポート

米澤監督は知り合いを通して神戸女子大准教授の坂元美子さんのサポートのもと、積極的に選手の栄養管理につとめている。16歳~18歳といった成長期の食事や、選手権等の過密日程に対応するための栄養補給を学んだ。

県大会では足をつっていた選手でも第91回大会決勝戦の延長戦が終わるまで走りきれた。この陰には米澤監督の栄養学を取り入れた育成、食育があったのである。

試行錯誤

かくいう米澤監督も、順風満帆にここまで来たという訳ではない。監督就任7年目の選手権出場のあと、勝てない期間もあった。そこでは米澤監督の試行錯誤があり、今のスタイルにたどり着くには非常に苦しい道のりがあった。

フィジカル重視のメンバーを組んだり、テクニカルな選手を集めたり、しかしながらフィジカルもテクニックもそれを使うメンタルが備わっていなければいけない「気持ち」が大切だという原点に戻った米澤監督は結果を残して行く事になる。

最後に

京都橘のサッカーは今や全国大会で見ない方が珍しいくらい有名になった。そんなプレッシャーとも上手く付き合いながら米澤監督は更なる高みを目指して努力していくだろう。そう遠くない未来に京都橘が全国の頂点に立つ姿が見られるだろう。

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