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明豊高校野球部、川崎絢平監督こだわりの守備

   

大分県の明豊高校野球部は今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)の輩出した事でも有名である。率いるのは智弁和歌山OBで全国制覇の経験もある川崎絢平監督である。川崎監督は守備を重視した野球で明豊を2015夏の甲子園出場に導いた。川崎監督のこだわりの野球に迫ってみた。

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川崎監督の経歴

智弁和歌山に入学直後の1997夏の甲子園1年生ながらも登録される。継投でショートの選手がリリーフにまわった時のショートを守るという形で試合にも出場。決勝で平安を倒し全国制覇を果たす。その後も甲子園で2年の夏は三回戦、3年の夏にはベスト4に進出し甲子園を沸かした。

立命館大学に進学後もショートとして活躍、卒業後は母校・智弁和歌山にて高嶋仁監督のもと2年間指導者としての修業を積む。その後、明豊高校野球部の監督就任が決まった。あと一歩のところで甲子園を逃す事もあったがようやく2015夏、指導者として甲子園に帰ってきた。

伝統と経験

明豊は今宮選手を代表に守備の名手が多い。川崎監督も就任した直後に感じたのは選手達の守備への意識の高さだったという。

智弁和歌山は打撃のチームの印象をもつ人は多いかもしれないが、実は守備に一番力を入れているのは知る人ぞ知るところである。高嶋監督のノックはギリギリ取れるかの所へピンポイントで打ち込まれる。そんな中、3年間鍛え上げられた川崎監督が守備にこだわるのは必然である。

そんな明豊のカラーと川崎監督のこだわりは上手くマッチし、最近のチームの特色に表れている。2015夏の決勝戦も好投手から一点取って、その一点を守りきる明豊らしい野球だった。

キャッチボール

キャッチボールも多種多様で、単なる基礎練習ではなく実戦を想定したものとなる。二人一組のものから間に一人、二人入った中継を意識したものまで、長時間かけて行われるのが特徴である。

川崎監督自身が1年生でありながら智弁和歌山のベンチに入れたのはキャッチボールを高嶋監督に高く評価されたからであり、キャッチボールへのこだわりはその頃から変わらない。

セカンドへのこだわり

選手時代にショートだった川崎監督が二遊間の守備にこだわるのは頷ける。その中でもこだわっているのがセカンドの動きだという。

内野で一番動くのがセカンドであり、カバーリングや振り向きざまの送球などセカンドは様々な状況判断を要するにプレーが多いという。明豊のセカンドにもこれから注目していきたい。

コーチの存在

2015夏、甲子園で一勝をあげることはできなかった。何が足りなかったかを考え、それから名豊では人間力向上をスローガンに掲げている。当たり前の事をしっかりやっていく上で野球の技術も向上していくという考えである。

そこで川崎監督にとって頼もしい存在が明豊OBの木原裕飛コーチである。寮監も勤めていた木原コーチは選手の生活面を徹底的に鍛えてくれた。生活面での当たり前が、プレーの中での当たり前に繋がっているのだと思う。

まとめ

川崎監督の守備へのこだわりは高校時代から培ってきたものであることが分かったが、OBである今宮選手も自主練習では必ず守備練習を取り入れ、プロの世界でも大活躍している。そんな姿を明豊のグラウンドで見る事ができる選手達にとっても、守備というものがどれほど大事か再確認できるだろうと思う。川崎監督はどれだけ打っても守備のできない選手は試合に出さない方針である。

高校野球ファンの私としては、甲子園にて今だ現役の甲子園最多勝利監督・高嶋仁監督の智弁和歌山と川崎監督率いる明豊の師弟対決が実現することを夢見ている。

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