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伊藤美誠、高校生離れした精神力

   

15歳にして世界ランキング9位に入った女子卓球の伊藤美誠選手。先日は5度目の挑戦で初めて世界チャンピオン中国の丁寧選手に勝つことができた。リオデジャネイロオリンピック、東京オリンピックでの活躍が期待される伊藤選手はどんな大舞台でも決して緊張しないという。そんな強固な精神力はどうして育まれたのか、探ってみた。

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母のトレーニング

伊藤選手が卓球を始めたのは2歳の時だという。初めてラケットを握った時からなんとラリーが出来たという。そんな伊藤選手の才能を見抜いた母・伊藤美乃りさんは自宅に卓球台を置いた。

自宅のリビングに卓球台を置くことで、伊藤選手は、食事、睡眠、卓球という風に自然と生活リズムの中に卓球が入っていったのである。

厳しいトレーニングは遅い時には夜2時まで続いたという。それは美乃りさんの『出来るまでやる』『必要なことは今日やる』という指導理念からである。

美乃りさんも、厳しくすることにためらうことも多々あったというが、将来どんな逆境に立った時でも耐えられるようにと敢えて厳しく接したという。

誰よりも厳しい母と対峙することによって、格上の選手相手にも向かっていく精神力が育まれたのである。伊藤選手も

「小さい頃は苦しい部分だったり、はんとたくさんあって、気持ちの部分で成長できたと思います。何があっても大丈夫です。」

と語る。かわいいわが子に対し、厳しくしなくてはいけない美乃りさんの気持ちは辛かっただろう。しかしそのおかげで物怖じしない気持ちの強さが備わった。その気持ちは伊藤選手にも十分に伝わっているはずである。

緊張することがない

伊藤選手は今まで緊張したことがないと語っている。その理由について

「小さいころと気持ちはそんなに変わってないと思います。小さい頃って上の選手とやることが多いので、思い切ってできるし緊張もしない。『思い切って強気』って言葉が気持ちに入っている。」

と語っている。小さいころから対戦相手は常に年上や格上の選手であった伊藤選手にとってどんな舞台に立っても気持ちはその頃のままである。相手が誰であろうと『思い切って強気』でぶつかっていくのである。

ライバルの存在

伊藤選手には最大のライバルがいる。同世代の平野美宇選手である。小さいころからお互いをよく知っている。ダブルスではペアを組み、良き友達でもある。

2014年3月のドイツオープンではダブルスでお互い13歳で最年少優勝を果たす。続くスペインオープンでも連続優勝を果たし一躍世界の注目を浴びることになった。

ダブルスでは盟友でもシングルになるとライバルになる。2016年の全日本選手権、二人は準決勝で対戦。その時は平野選手が勝利した。

同世代に強力なライバルがいることが伊藤選手にとっても平野選手にとっても良い影響を与えている。お互い切磋琢磨して強い日本女子卓球を築いていってほしい。

高校生になった伊藤選手。精神的にも大人になってきて、小さいころから母と共に培てきた精神力に更に磨きをかけている。この夏にはリオデジャネイロオリンピックが待っている。今後の伊藤選手の活躍が楽しみである。

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