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近江高校野球部、多賀章仁監督の全国制覇への挑戦

   

滋賀県の高校野球の名門といえば近江である。率いるのは2001夏の甲子園で準優勝を果たした多賀章仁監督である。滋賀県の高校野球をリードし、県勢初の全国制覇まであと一歩まで迫った多賀監督の経歴と指導について調べてみた。

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経歴

滋賀県出身であるが、高校は京都の名門平安に入学すると中軸打者として活躍、ひとつ下には現・龍谷大平安原田英彦監督がいた。卒業後、龍谷大学に進学して、野球部として活躍。その後、龍谷大学でコーチを務めた1983年に地元の近江高校野球部コーチに就任、1989年には監督に就任した。

監督就任後、甲子園に春5回、夏10回出場を果たし、近江を甲子園常連校に育てあげた。2001夏の甲子園では3人の投手「三本の矢」を擁して滋賀県勢初の決勝進出を果たした。日大三に敗れたが、その爽やかなプレーと鮮やかな近江ブルーのユニフォームは強烈な印象を残した

強打

打撃力に定評のある近江であるが、その力の秘密は筋力トレーニングである。練習試合で龍谷大平安に完封負けを喫した事をきっかけに始まったという筋力トレーニング。単調で厳しい練習で心も鍛えるつもりだった多賀監督だったが、選手達は自分達の肉体が逞しくなっていくにつれ、筋力トレーニングを楽しみだした。結果、あるスポーツメーカーが行った筋力測定で近江は全国で1番の成績を残す。

次第にバットスイングも鋭くなり、夏の滋賀県予選の打撃記録を軒並み塗り替える凄まじい打線を作る事に成功した。この攻撃力は毎年健在であり、対戦相手に大きなプレッシャーを与えている。

走り込み

「野球は下半身から」と考える多賀監督は、冬場に徹底的な走り込みを行う。坂道ダッシュ、琵琶湖の砂浜ダッシュなどで下半身を鍛え上げる。

近江には冬の強化練習期間に行う名物練習がある。それは100mダッシュ三角ダッシュという。

100mダッシュは100mの直線ダッシュで、日を重ねる毎に30本、50本、70本、最終的には100本に増えていく。三角ダッシュはホームベースからスタートしてライト、レフトを回ってホームに帰ってくる。これを100mダッシュに連動させて9本、12本、15本、18本と増やしていく。100mダッシュの後に三角ダッシュがあるため、相当厳しい走り込みである。

緻密な野球

近江は強力打線に加え、走塁など細かい部分も徹底され、攻撃にもバリエーションがある。一瞬の隙を逃さない、状況に応じた柔軟さもある。多賀監督がよく口にする「目配り、気配り、心配り」が徹底されているので緻密な野球ができる。

日本一の肉体で緻密な野球ができるのが近江の最大の強みである。

まとめ

滋賀県は北大津、滋賀学園などが力をつけてきて、簡単には勝ち抜けなれない戦国時代に突入している。滋賀県のレベルが上がってきたのも近江の活躍があったからだと思う。甲子園の黒土に近江ブルーのユニフォームは映える。多賀監督率いる近江があと一歩届かなかった頂点へむけて駆け上る姿をみたい

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