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イチローの目指したピート・ローズとは

      2016/06/21

2016年6月15日、イチロー選手が日米通算安打数4257本を達成し、プロ通算最多安打の世界記録を更新した。その際、比較になっていたメジャーリーグ通算最多安打記録4256本を保持していたピート・ローズ氏とは一体どのような選手だったのか調べてみた。

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経歴

1963年、シンシナティ・レッズでプロデビュー。デビューの年から活躍を続け、ナショナルリーグの新人王を獲得する。1968年、1969年と首位打者を獲得するなどリーグを代表する打者となる。

1970年代、スパーキー・アンダーソン監督が就任した事をきっかけにレッズは常勝軍団に定着する。ローズ氏は1973年に三度目の首位打者に輝くと1975年、1976年にはワールドシリーズ制覇、1975年のワールドシリーズではMVPを獲得した。

1979年、フィラデルフィア・フィリーズに移籍。1980年球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献する。モントリオール・エクスポズを経て、1985年古巣のレッズ選手兼任監督として戻るとタイ・カッブ氏のもつメジャー通算安打記録を更新、引退まで記録を4256本まで伸ばした。記録更新の際は当時のレーガン大統領から球場に電話が入るなどアメリカが沸いた。

プレースタイル

スイッチヒッターであり、お辞儀するような独特のフォームからヒットを量産した。ミートが非常に上手く、レベルスイングで球を的確にとらえた。

常に全力のプレーはファンからも支持を受け、ヘッドスライディング、捕手へのタックル等、ファイト溢れるプレーが持ち味であった。ニックネームの「チャーリーズ・ハッスル」もこのプレースタイルに由来する。

そんな、ファイト溢れるプレースタイルに関わらず、怪我が非常に少なく、24年間で2回しかしていない。これは公表されていた怪我であり、ローズ氏は怪我を押して試合に出ていた時期があったことを後に語っている

ローズとイチロー

ローズ氏の記録にイチロー選手が日米通算安打で迫る中、しばし両者が比較される事もあった。共通点も多く、ミートが上手い事、あと怪我が少ない丈夫な身体を持っていることが挙げられる。

真逆なのは、ローズ氏がヘッドスライディングを多用する熱血漢のイメージなのに比べ、イチロー選手はクールなイメージがある。他にイチロー選手は俊足を活かした内野安打が多い事は皆が知っているところであるが、ローズ氏はそれほど足の早い選手ではなかったようだ。

殿堂入り

ローズ氏は選手、監督時代に野球賭博に関わったためMLBを永久追放になったため、MLBの殿堂入りは果たしていない。しかし、特例で祭典に出席できるようにもなってきた。2016年シンシナティ・レッズの球団殿堂入を果たしてい背番号「14」は永久欠番に指定されることになった。

アメリカのプロレス団体WWEの年間最大のイベントであるレッスルマニアに3年連続で登場し、大会を大いに盛り上げた。またCM,ゲストとしても参加し、WWEに大いに貢献したことで、WWE殿堂入りを果たしている。

まとめ

ローズ氏はイチロー選手の野球に対する姿勢などを高く評価したうえで「自分の記録と比べるべきではない」という考えを示している。もちろんメジャー単独での記録保持者はローズ選手であるのでその記録は永遠に評価されるに違いない。しかし、日米通算でローズ氏のメジャーでの偉大な記録を越えたイチロー選手も素晴らしい。

メジャー通算安打記録のローズ氏、日米通算安打記録を更新し続けるであろうイチロー選手、双方がとんでもなく素晴らしいことは誰もが解っている。ローズ氏がイチロー選手を球場で称えるようなシーンが見てみたいなと強く思う。

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