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坂井高校野球部、川村忠義監督の対話を通したチーム作り

   

福井県の坂井は近年力をつけている強豪校である。前身の1校である春江工は2013春の選抜に出場している。その春江工から坂井の監督に就任して指導に当たっているのが川村忠義監督である。川村監督は赴任した中高の野球部を強豪に育てる事で有名な監督である。今回は川村監督について調べてみた。

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経歴

川村監督は名門福井商でプレーし、2年生の春には甲子園に出場している。卒業後は日本体育大学に進学しレギュラーで活躍、全国大会ベスト4にも進出している。教員免許を取得し、福井県内の中学校に赴任した。厳しい練習からリタイアする選手も出たが、対話を通した指導が次第に選手の心を掴み、好成績を挙げる事も多くなった。

2003年、羽水に赴任した川村監督を慕い、中学校時代の教え子達が入部。チームも次第に強くなり、北信越大会に出場するまでになった。2008年から春江工の野球部監督に就任し、2012秋の福井大会、北信越大会を制し、2013春の甲子園出場を果たした。

春江工や坂井農等が統合されて生まれた坂井でも監督に就任した。坂井は北信越大会にも顔を見せるようになり、2016夏には2回戦で敦賀気比(敦賀気比は初戦)を破り、力を見せた。翌年、夏の福井大会を制し初めての夏の甲子園出場を果たした。

対話を通した指導

川村監督の指導における大きな特徴は選手との対話にある。選手とのコミュニケーションを図る事で自分の考えていることを効率よく伝える事ができた。

また、本音で話し合う事によって選手との信頼関係も強固なものになっていった。そんな選手との信頼関係が、行く先々のチームを強豪に育て上げた理由なのである。

中学校時代の経験

川村監督は中学校野球の監督に就任した当初は情熱に燃えていた。しかし、赴任先のチームは準備や服装から意識の低い所があった。激怒した川村監督だったが翌日の練習には半分の選手しか来なかったという。その後も選手は減り続けた。

川村監督は選手を集め、本音を話した。選手からも「勝ちたい」という言葉が出た。しかし先生は厳し過ぎるという指摘もあり、川村監督は対話の大切さを痛感する事になった。対話を通した指導で南越中学校を中日本野球選手権大会優勝に導いた。

川村塾

春江工時代、まだ野球部顧問ではなかった川村監督の元に鍛えて欲しいと訪ねて来た選手がいた事が始まり。選手達が自ら塾生と呼び、川村監督の指導を受けた。

グラウンドではなく、座学で「野球とは何か」について教え込んだ。挨拶や服装を整える、清掃活動などに力を入れた「応援してくれるチームにならないと勝てない」という川村監督の教えが浸透し、春江工は北信越大会を制し、2013春の甲子園に出場した。

対話の力

川村監督は自主練習を最初にやらせる。その中で投げてばかりいる選手を呼び対話する。「守備が好きだ」という本音を引き出し、守備を鍛える。好きこそものの上手なれという諺があるように、好きな事は非常に伸びる

試合中でも相手の印象を聞くそこに川村監督の一言を加え、選手の気持ちを最大限に煽る。そんな対話の力を活かした川村監督のチームづくりは色んな分野の指導者にとって勉強になるものである。

最後に

川村監督はついに夏の甲子園に立つ。中学校時代からの教え子や、川村塾の歴代塾生にとっても嬉しい事だろう。これからの活躍、非常に楽しみである。坂井の健闘を祈っている

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