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作新学院野球部躍進の秘密。小針崇宏監督の指導

   

1962年、甲子園大会史上初の春夏連覇を達成した栃木の作新学院。その後も江川卓投手を擁して甲子園を大いに沸かした事で高校野球ファンには有名である。県内ライバルの躍進もあり、甲子園から遠ざかっていた作新学院を復活させたのは小針崇宏監督である。そんな小針監督に迫ってみた。

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経歴

作新学院に入学、2000春、1979春以来遠ざかっていた甲子園の切符を手にする。卒業後、筑波大学に進学し野球部の主将として活躍する。大学卒業後は母校にもどり、その直後の2006年の秋に監督に就任した。23歳の若さで作新学院の監督になった小針監督は最初はやれるかどうか不安だったという。

監督就任3年後の2009年、作新学院を31年ぶりの夏の甲子園へ導く。2011夏には甲子園ベスト4入りを果たし、以降は5年連続で夏の甲子園に出場する。小針監督の指導のもと、作新学院は名門の輝きを取り戻した。

選手が主体

作新学院では選手が自分達で声をかけながら練習をする。選手一人ひとりの個性やスタイルを尊重しているのだが、その様子を小針監督はよく観ている。観ていて感じた事はすぐにアドバイスする。小針監督は練習中、グラウンドを動き回っているという。

毎年、入ってくる選手も年代によって特徴があり、その選手達に合った指導、采配が必要である。練習を選手に任せる事でその特徴もよく見えてくるのだと思う。小針監督の采配には、選手を信じた思い切ったものが多いのもそのためではないかと私は考える。

人を育てる指導

作新学院では野球の技術だけではなく、練習に取り組む姿勢、礼儀や規律を重要視する。普段の連取への取り組む姿勢で試合に起用するか決める時もあるという。選手の起用や思い切った采配に驚くこともあるが、小針監督の中ではしっかりとした指針があるのだと思う。

苦しい場面でも心が折れない選手が多いのは、この人間性を重視する指導からきていると感じる。作新学院の選手たちは自分たちがやってきたことを信じてプレーしている。心の強い人を育てる指導である。

新たな伝統

毎年、強力な打線を作ってくるのは昔からの伝統である。しかし、近年は夏に強いという新しい伝統がある。作新学院は敗戦から学び強くなるのだ。

2011年、春の練習試合で0-8、3-16と大敗を喫した。その悔しさを忘れまい失点×10の240本のダッシュを行い、大会までその敗戦のスコアボードを掲げた。悔しさを晴らそうとチームは一丸となり甲子園でベスト4まで進出した。

2012年秋の大会、まさかの1回戦負け、2013春の大会はコールド負けを喫したチーム。敗戦を受け止めて原因をしっかり理解して前向きに野球に取り組んだ結果、夏は県大会優勝を果たし甲子園でもベスト16に入った。

こうした敗戦を糧にする伝統は受け継がれ、夏の栃木大会5連覇の偉業を達成することになる。

長淵剛

小針監督は長淵剛氏の歌を選手に聞かせる。自ら弾き語りを行うという。みんなで合唱して気持ちを一つにして戦う。選手達はそんな監督に1つでも甲子園で勝利をプレゼントしようと奮起するのである。

実は私も長淵剛氏の大ファンである。だからと言ってはなんだが、同世代という事もあり小針監督に特別な親近感を感じるのである。

まとめ

作新学院は伝統の強打を絡め、年代によって守備が突出して上手かったり、機動力があったり楽しみなチームを作って甲子園にやってくる。作新学院としてのプライドと夏に負けないとする気持ちの強さで勝ち上がってくる。栃木県勢の包囲網を突破するのは容易ではないだろうが、また甲子園で作新学院を見たい。小針監督頑張って下さい。

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