スポーツ情報&応援サイト すぽたま

スポーツをこよなく愛する者が、競技、選手、チーム等の注目した情報を書いていきます。

佐久長聖野球部、藤原弘介監督の挑戦

   

長野の佐久長聖高校野球部は1990年代から力をつけ甲子園にも度々顔を出していた。しかし2002年以来、甲子園から遠ざかった。その佐久長聖を就任してすぐに甲子園へ導いたのは藤原弘介監督である。藤原監督は名門PL学園出身で監督も務めた。藤原監督の経歴とその指導について迫ってみた。

スポンサーリンク




経歴

藤原監督はPL学園に入学すると1992春の甲子園に出場。控え選手として甲子園の土を踏んだ。大阪経済法科大学に進学し、野球部として活躍。2001年に前監督の辞任に伴いPL学園の監督に就任した。

監督就任後、2003夏、2004夏と連続で甲子園に導いた2006春の甲子園では前田 健太投手(ロサンゼルス・ドジャース)を擁してベスト4入りしている。2008年に監督を辞任するも、スタッフとしてPL学園時代に前田投手をはじめ、今江敏晃選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)や小窪哲也選手(広島東洋カープ)ら、のちにプロになった選手も育てた

2012年の春に佐久長聖の監督に就任すると、その夏に2002以来となる甲子園出場に導く2014夏にも甲子園に出場し、東海大甲府(山梨)から勝利を挙げている。春の甲子園は秋季北信越大会にて敦賀気比(2012,2015共に準決勝)に阻まれ続けている

大所帯

佐久長聖はPL学園とは違い、100人を超える部員がいる。そんな大所帯でも部員が満足に練習、試合を出来るように工夫されている。まず、ボールの数が多い。藤原監督が学校に協力してもらって、選手が十分にバッティング練習できる分を確保さしている。

また、チームを5つに分けて上手く回るように工夫している。聖光学院(福島)の斎藤智也監督に教えてもらったやり方で、各チームにスタッフが着き、それぞれが練習試合を行ったりもする。すでに1年生の秋から翌々年の夏を目指したチーム作りが始まる。この方法で聖光学院は夏の福島県大会9連覇(2016年現在)という偉業を達成している。

スポンサーリンク




走り込み

現在主流となっているウエイトトレーニングであるが、藤原監督はPL学園時代からそれを行わない下半身は走り込みを中心に鍛え上げられる

最もきつい距離と言われている400m走×12本、身体に負荷がかかるインターバル走×20本、1500mタイム走など、一日に12,3㎞は走るという。私も学生時代、競技は違えどそれ位の距離は走っていたが、負荷のかけ方が辛い。400m×12本は聞くだけで目眩がする。

藤原監督の野球

藤原監督の野球は奥が深い。相手投手に必ずストレートを投げさせる方法、バッターを見て変化球を打たせないリード、ノーヒットで得点する方法など、枚挙に暇がない。

根底にあるのは選手に考えさせる事。「バッターがこう構えたらこのコースは打てないのではないか?」
「このカウント、この状況なら次の球は?」
と、考える事により有利な状況を作り出せる。選手達は藤原監督のもと、考える野球を学ぶ。

まとめ

藤原監督が佐久長聖に来てから上田西と交互に甲子園に出場している。県内にライバルが居るのはお互いにとって良い事である。この2校を倒そうと県全体のレベルも上がってくるだろう。佐久長聖の長野県勢として1954年春以来の全国制覇を目指した戦いは始まったばかりである

スポンサーリンク




 - 野球