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聖光学院野球部、強さの秘密・斎藤監督の不動心

   

福島県の高校野球において、現在無敵の王者として君臨する聖光学院。1999年9月から指揮をとる斎藤智也監督は福島県で公式戦95連勝、甲子園でもベスト8入りを三回も果たすなど聖光学院を強豪に育て上げた。斎藤監督率いる聖光学院の強さに迫った。

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斎藤智也監督就任から

1999年9月に監督に就任した斎藤監督は学校から「三年以内に甲子園に出場」という厳しい条件を突きつけられた。それでも2001年夏、聖光学院としても斎藤監督としても初となる甲子園出場を果たし見事に条件をクリアする。

初出場では大敗を喫したが、3年後の2004夏の甲子園2回目の出場の際、初戦で鳥取商を破り、9年間続いた福島県勢の夏の甲子園初戦敗退を止めた。続く2回戦でも市和歌山商(現・市和歌山)を破り2勝目を挙げ福島を盛り上げた。

それ以来、甲子園常連校となり、春夏合わせて4回のベスト8入りを果たした。今では常連校から全国レベルの強豪と認識されるようになった。福島県内では公式戦95連勝という偉業を達成、その強さを発揮し続けている。

斎藤監督も、その手腕を評価され、2011年の全日本高校選抜チームのコーチに就任するなど、国際舞台での経験を積んだ。

第2の監督

聖光学院の横山博英部長は斎藤監督から二人目の監督として信頼されている。「聖光学院には二人監督がいる」と斎藤監督も語るように、横山部長が聖光学院の強さを支えていると言っても過言ではない。

横山部長は普段はBチームの監督を任されている。Bチームで評価された選手が斎藤監督の指導するAチームに上がれるというシステムである。

そこでは熾烈な選手間の競争が行われており、横山部長は成長を見逃さずチャンスをくれるため、選手達のモチベーションも高いのである。

斎藤監督と横山部長は頻繁に長時間にわたるコミュニケーションを図り、お互いの意図やチーム状況を確認し合っている。多い部員一人一人に愛情を注ぎ、個性を理解するのも二人だからできる事なのである。そして層の厚い強いチームが毎年生まれるのである。

不動心

聖光学院野球部のモットーに「不動心」がある。何事にも動じず、困難を成長の機会ととらえる事で、良い人間になっていくという事である。

聖光学院では野球以前に一人の人間としてどうあるべきかということを追及している。あらゆる状況で自分がどのように考え行動するかが問われる。「野球だけ上手くていいのか?」その問いかけを斎藤監督はいつも選手にする。不動心持つ選手達はどんな舞台でも力を発揮する。それが聖光学院の強さの一つとなっている。

室内練習場

2016年春、聖光学院野球部に縦30メートル、横25メートル、全面人工芝張りの室内練習場が完成した。野球部後援会と地元企業の寄付で完成した。地元も聖光学院の活躍に期待している。

冬の雪や雨でもしっかり練習ができるのは本当に心強い事だと思う。多額の寄付が集まったと聞くが、それは日ごろの野球部選手達の努力あってのことだろうと思う。愛される野球部になっている証拠である。

まとめ

「実際の試合、勝負になったら、選手に任せます。人事を尽くして天命を待つとしたら、もう、やるだけやって、潔く預けるしかない。いまを真剣に過ごせばいいのに、勝ち負けを引っ張り出してきたらその時点で失敗なんです。」

という斎藤監督の言葉が印象に残る。この思いは選手にも十分に伝わっている。それまでの日々の生活で積み上げてきたものがグラウンドに出ると考えている。そして自然と結果も伴うと考えている。もうすでに十代とは思えない境地に達しているようにさえ思える。強いはずだ。聖光学院のこれからの活躍に期待したい。



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