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選抜高校野球大会・21世紀枠候補、小豆島高校躍進の理由

      2016/03/22

2015明治神宮大会で全国制覇した高松商業を破り、秋の香川県大会を制した小豆島高校。部員が17名、マネージャー2名、小所帯で離島にありながら第88回選抜高校野球21世紀枠候補校にも推薦された同校の躍進の理由とは。

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ボトムアップの導入

2014年秋から新しく試験導入。年末には広島県でボトムアップの研修を受け、2015年夏の大会で引退した現3年生を中心に自分たちのボトムアップの形を作ろうと試行錯誤した。

自分たちで考え練習し、振り返ってまた取り組んで掴んだ春季大会での2つの勝利が自信となる。夏は3回戦で敗れるも、そこには選手自身が柔軟な発想で考え、工夫した成果が表れていた。

2年生は3年生の背中をみてボトムアップをしっかり継承し、新チーム発足後、結果が出ずに苦しんだ時も選手間ミーティングを重ね、このチームをどうしたいのか話し合った。その結果大きく2つの目標ができる。

  • 全員が主役・・・選手17名、マネージャー2名の全員が自分の役割をまっとうして、みんな主役になろう。野球部のブログで個人の目標・課題を共有して高めあう。
  • 気魄・・・練習試合を通して相手チームにあって自分たちにないものに気づく。それは校訓にもある「気魄」だった。
気魄を全面に出して全員で戦った秋季大会で62年ぶりの決勝進出。決勝ではこの後、四国大会・神宮大会を制することになる高松商業を延長戦の末、2-1で破り優勝を果たす。

地域に愛される野球部

地域のスポーツイベントにも積極的に参加。祭りの準備・運営、地域の清掃活動などのボランティア活動に取り組んでいる。

小高ジュニアスポーツクラブという小豆島高校の運動部が地域の小学生を集めて一緒にスポーツを楽しむ活動にて、定期的に野球教室を行っており、クラブ卒団生が小豆島高校野球部に入部してきている。

練習グラウンドを開放しており、練習試合のみならず、練習や紅白戦も地域の人が見に来ている。

秋の四国大会には小豆島から徳島県までバス10台で応援に駆けつけた。その中には介助者に付き添われている方もおり、野球部の活躍が地域に大きな元気と勇気をもたらしている。

このような地域の応援が野球部の力の源となっているのはいうまでもない。

新しく導入した選手主体のボトムアップと伝統の地域に根ざしたチーム作りの融合が小豆島高校に甲子園の切符をもたらすかもしれない

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