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秀岳館高校野球部、日本一への挑戦

      2016/03/11

2014年4月、高校野球解説者でも有名で元枚方ボーイズ監督の鍛治舎巧氏が熊本県の秀岳館高校の監督に就任した。『三年で日本一になる』という大きな目標を掲げ、密度の濃い練習で力をつけてきている。日本一を目指した鍛治舎監督の思いとトレーニングを探ってみた。

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フィジカルトレーニング

秀岳館高校野球部の特徴といえばパワーである。鍛治舎監督も

「僕は高校野球の解説を長年務めてきて、ずっと甲子園で勝てるチームを見てきて、どのくらいのレベルが必要なのか、というのが分かっています。その基準で見ると打線は全国レベルであると言えるでしょう。」

と語り、パワーに自信をのぞかせている。そのパワーを生むのは枚方ボーイズ時代から取り組んでいるフィジカルトレーニングである。

ロングティーには特徴がある。ラインを引いて80メートルは1ポイント90メートルは3ポイント、100メートルは5ポイントというように飛ばした距離によるポイント制を導入している。さらに木製バットを使用して10分間に100球打ち込む。設定されたポイントに達していなければもう1セットというルールである。

ウエイトトレーニングも1年間通して行う。ただやみくもにトレーニングをしないように年3回測定を行う。測定はベンチプレス、スクワットなど重量の測定だけでなく、柔軟性や跳躍力、スイングスピードなど野球に関わる数値を測定する。

その結果、選手は自分の足りないところが理解できて、効果的なトレーニングが可能となる。こうして秀岳館野球部のパワーの基礎が出来上がるのである。

食事

身体づくりに欠かすことのできない食事にも鍛治舎巧監督は力を入れる。秀岳館高校野球部の選手は1日に2000グラムの米を食べるという。

朝、昼、晩で分けて食べるのだが、加えて秀岳館野球部では夕方17時にカレーライスを食べる習慣があるという。練習後にはプロテインを摂る。空腹に練習することを避け、栄養補給を欠かさず、しっかりと身体づくりに取り組んでいる

徹底した食事管理も日本一を目指すには欠かすことのできないトレーニングなのである。

意識改革

秀岳館は雨の日の練習は行われていなかった。鍛治舎巧監督は甲子園では雨でも試合をするをいう理由で雨でもグラウンドで練習を行った。

さらに練習後のミーティングでは主将、投手陣、内野陣、外野陣の各ポジションリーダーがそれぞれの練習を振り返り、課題を選手、指導者の前で発表する。自己主張もしっかりできるように精神面も徹底的に鍛える。

トレーニングの効果を最大限に発揮するには、取り組む選手自身の姿勢が問われる。

「冬のトレーニングにどう取り組んだかが、春、夏になって返ってくるわけです。この冬のメニューはどこかで手を抜こうと思えば抜けますから。僕は年始に選手たちに、半年後、一年後、十年後、と未来の自分の将来像を描かせます。その将来像を実現するためにはやはり自分自身で追い込むしかない。だから自主性が大事だよ、今やっていることがすべて自分に返ってくるよ、ということは常々話しています。」

こんな鍛治舎巧監督の思いに選手は結果で応える。

最初に掲げた日本一の目標にむかって、選手、監督一体となって取り組んだ結果、1年半で九州王者まで登りつめ、13年ぶり二回目の春の選抜出場を決めた。

最初は雲を掴むようだった全国制覇という目標も、十分に目指せる位置に立っている。

甲子園に解説者としてではなく監督として帰ってくる鍛治舎巧監督率いる秀岳館高校。絶対に日本一になるという強い気持ちで甲子園で大暴れしてくれると思う。

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