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高梨沙羅、スキージャンプへ込めた想い

      2016/03/16

スキージャンプ女子、ソチ・オリンピックにてメダルが確実視されていた高梨沙羅選手。結果は4位に終わり、悔しい思いだけが残った。女王奪還に向けて動き出した彼女の決意とジャンプに込める想いとは。

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ソチ・オリンピックの記憶

「ソチではあの雰囲気に圧倒されていたと思います。いつもなら適度な緊張感をもって試合に臨んでいるんですけど、ソチではその適度なものを通り越して緊張していました。」

解説を務めていた原田雅彦氏は言う

「高梨さんは決して言い訳をしないと思うので私が言いますが、高梨さんの時だけ2回とも不利な風が吹いていた(数値でも発表されていた)ため距離が伸びなかった。踏切もジャンプも良かったが、運が味方しなかった。」

原田氏の言う通り、彼女は

「上手な選手は不利な風を受けながらも遠くまでもっていける。自分の力不足。」

と決して言い訳はしなかった。しかし下を向いてばかりではない。

「悔しい気持ちを何処にぶつけたらいいか、そんなモヤモヤした気持ちが今でも湧き上がってくる。100%集中できる精度の高い練習が必要だった。もっともっと自分の技術を磨いていかなければいけない。精神面も強くしていかなければいけない。」

「ソチの結果は消化できないですね、たぶん一生。消化しなくてもいいのだと自分の中では思っています。失敗も例えばまた自分が違う立場になった時に『こういう失敗があったからきをつけなさい』と教えていける人でありたいと思うので。」

悔しさを糧に強くなる。彼女は過去の自分を飛び越える決意を固めたのである。

スキージャンプへの愛

驚くべきことに高梨沙羅選手は練習は好きではないらしい。ただスキージャンプが好きすぎて練習してしまうのだという。

「スキージャンプが好き。好きだからどんな練習にも耐えられる。誰よりも好きだと思います。」

この言葉にも表れているように、スキージャンプを誰よりも愛しているがゆえに、常に競技のことを考えて、時にまじめすぎると言われてしまうくらい練習に取り組むのである。

「身体を冬に向けて作っていかないといけないので、トレーニングを毎日やって、飛んでるイメージを膨らませている。」

「イメージしている良いジャンプを超えたときに、どんな感覚が待っているんだろうと考えたらやめられない。やみつきになちゃいます。」

彼女の練習量の理由は、誰にも負けないと言い切れるスキージャンプへの愛だった

感謝を伝えたい

高梨沙羅選手はインタビューの際、必ず支えてくれている方、応援してくれる方への感謝を述べる。

「自分のために飛んでいるつもりでいるんですけど、支えてくれた人を笑顔にしたいという思いもある。自分のために飛ぶことが他のひとにもつながっていたらいい。」

彼女は結果で感謝の気持ちを伝えたい。感謝の気持ちを伝えようと理想のジャンプを追求しているのである。

ソチ・オリンピックを終えた直後の彼女がインタビューに答えた

「今まで支えてくれた人に感謝の気落ちを伝えるためにここに来たので、結果が出なくて残念です。」

そんな彼女にインタビュアーが言った言葉が忘れられない。

「これからも、みんなが沙羅さんのことを応援すると思いますよ。頑張りましたね。」

間違いない、これからもみんなの応援という風をうけて高梨沙羅選手は飛び続けるのだ。彼女が飛ぶかぎり、私も風を送りつづけようと思う。

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