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天理高校野球部、中村良二監督の新しい天理野球

   

奈良の天理高校野球部は春夏合わせて3度の全国制覇を誇る強豪校である。そんな天理を率いるのはOBであり、1986夏の甲子園を制覇した事のある中村良二監督である。母校を率いて全国制覇を目指す中村監督に注目してみた。

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経歴

福岡県で生まれた中村監督は奈良の強豪、天理に進学すると2年生の春、3年生の春、夏と三季に渡って甲子園に出場した。3年生の夏、1986夏の甲子園では決勝戦で松山商を死闘の末破って、天理を初優勝に導いた。

その年のドラフト会議にて、近鉄バファローズに2位指名を受けた。その後、阪神タイガースに入団。1軍での活躍はあまりなかったが、ウェスタンリーグでは通算100本塁打を記録している。

引退後、藤井寺シニアの監督を経て天理大学の監督に就任した。その後、学生野球資格回復に伴い、天理高校野球部コーチに就任、2015年夏から監督として指導にあたっている

和の精神

中村監督の恩師でもある橋本武徳監督が天理を強豪に育て上げる過程で最も大切にしてきたのが和の精神である。選手間で良い意味での競争から生まれる団結力を中村監督も大切にしている。

プロ野球経験者とはいえ、高校野球の指導のお手本はやはり恩師なのだ。良い伝統は継承して、自分の経験を加えて教える事で新しい天理の野球を築いている

プロ野球

中村監督の在籍した近鉄バファローズはラルフ・ブライアント選手や石井浩郎選手などが強力打線を組んでいた時代だった。中村監督も当時の仰木彬監督にも非常に大きな影響を受けている。

プロ野球で教わった技術を上手く高校野球に還元できるかが、学生野球資格回復した指導者の課題でもある。中村監督のこれからの指導が期待されている。

打撃練習

藤井寺シニアを指導している時に中村監督が見いだしたのが、打撃の動きを分割して教える事である。中学生に難しい事を一度に教えても理解できないと考えた中村監督は一つ一つの動作を分割して教える事を思いついた。

最初は中々上手くいかなくて苦戦していた中学生も、
次第に良いバッティングが出来るようになってきた。天理でもこの方法で打撃強化にあたっているという。

自主性

中村監督の拘りは自主性である。しかし何から何まで選手に任せるというのではなく、課題を与えていかに選手達が解決していくかを見守るスタイルである。

試合でも、スターティングメンバーは中村監督が決めるが、ベンチ入り選手は選手達が決めるという。先発投手も中村監督は必ず選手達に相談して決める。

ライバルの存在

奈良には2016春を制した智辯学園がいる。中村監督率いる天理も幾度となく智辯学園の壁に阻まれている。最近では奈良大付が力をつけてきており、天理も苦手としている傾向がある。

中村監督が甲子園に行く為には何としても倒さねばならないライバルである。しかし同時にこのライバルの存在があるからこそ天理の力もついている事は間違いない。

最後に

天理は甲子園で勝つのでは無く、常に全国制覇を目指している。それが橋本監督時代から根付く伝統である。伝統と新しい力で全国制覇を目指して頑張ってほしい。天理の活躍を期待している。

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