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四日市中央工業高校サッカー部、樋口士郎監督の選手育成

   

三重県の四日市中央工業高校は「四中工」の通称で知られるサッカーの強豪である。四中工を率いるのは樋口士郎監督である。自身も母校の主将として活躍した樋口監督について調べてみた。

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経歴

三重県出身の樋口監督は小学校5年生の時にサッカーを始めた。中学校の時に出会った先生がサッカー未経験にも関わらず一生懸命勉強して指導してくれた事で全国大会出場を果たしている

四中工に進学すると城雄士監督の指導の元、主将として選手権準優勝を果たした。高校卒業後本田技研工業サッカー部で活躍、日本ユース代表にも選ばれた

1990年に現役引退した後、1991年母校のサッカー部コーチに就任、1年目で小倉隆史選手、中西永輔選手らを擁して選手権優勝1995年から監督に就任する。選手権準優勝、ベスト4等結果を残すと共に数多くのJリーガーを育成している。

士郎さん

樋口監督は全国区の名将である。驚いた事に周囲の人は選手も含めて樋口監督の事を「士郎さん」と呼ぶ。樋口監督の温厚な人柄が敬意を込めて「士郎さん」と呼ばせているのだと感じる。

樋口監督の恩師である城監督も同じく、威張る事など微塵も無くフランクで温厚な方だったという。樋口監督はそんな恩師の影響も大きく受けている。

四中工ファミリー

樋口監督には頼もしいコーチ陣がいる。全員が四中工を愛し、四中工の為にと常に考えている熱いコーチ陣である。そんなコーチ陣が100人を超える部員を擁する四中工を支えているのである。

樋口監督も若い頃は一人で何でもやってやろうという気持ちになっていたという。しかし、コーチに頼る事で気持ちも軽くなり、指導陣が一丸となる事で、選手を含めみんなが同じ方向を向けたのだと思う。

選手へのアプローチ

樋口監督の選手へのアプローチは問いかけから入る。はじめから「こうしなければいけない」という事は無い。一方的な指導は一切行わないのが特徴的である。

今でこそ、各カテゴリーの指導者講習会で問いかけの大切さが説かれているが、城監督時代から続く四中工の伝統的な指導法だったのだろう。高校生にはそうした指導が合っているのかもしれない。

四中工のサッカー

四中工の攻撃はこれといって決まったものは無く、本当に自由にゴールに向かっていくイメージである。その時の選手の特徴を活かした攻撃を仕掛けてくる。

逆に守備は高い位置で意図的にボールを奪うという意識が徹底されている。守備の原理原則をしっかり指導しているのが四中工の特徴だと言える。

自己分析ができる選手

数多くのJリーガーを育成してきた樋口監督は自己分析がしっかり出来る選手が将来伸びる選手だという。自分がこうなりたい、その為にはこれが必要だ」と明確に描ける選手は必然的に伸びていったという。

そういう選手は自発的に行動できる。樋口監督はその手助けをしているという。任せ過ぎてもダメだし、教え過ぎてもダメだという。そのバランスが難しいらしい。そこは樋口監督の経験と情熱が活きているのだろう。

最後に

私の記憶に残る四中工と帝京の両校優勝。記憶に新しい準優勝。長い間、情熱を持って指導してきた結果、三重県の県立高校を全国の強豪に育てた。恩師から引き継いだ四中工サッカーはまだまだ進化を続け、私達を熱くさせてくれる事だろう。四中工のこれからを応援していきたいと思う。

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